ウインスクウェアクラブから
W2C-Matthew(マシュー)の兄弟分EAが新登場しました。
以下、詳細とレビューを記載しています。
その前にこちらをどうぞ♪
↓
W2C-Dixie(ディキシー)の詳細
W2C-Dixie(ディキシー)は、先に発売された「マシュー」と同じく、
1回のエントリーに対して1回の決済があるというEAです。
いわゆる「普通の」トレードをするタイプです。
ナンピンしないって事ですね。
勝率は決して高くない(40~50%)が
損小利大により、長期的に利益を残す、という考えも同じです。
両者は基本的に同じロジックで
一部パラメーター変更版という位置づけですが、動きは少し違います。
なので、
どっちかを使うと言うよりは
両方を併用して使うことでより平準化された損益曲線を描く
と言う事を目指してあります。
勿論、
W2C-Matthew(マシュー)同様、
低いレバレッジでの運用を想定してあるので
国内業者での運用にも十分対応しています(^_^)V
両者の違いについて
両者の違いについて具体的に直近の例を出しますと
W2C-Matthew(マシュー)では
割と利益確定を引っ張る傾向にありますが、
Dixieでは早めに決済して次へ行く傾向にあります。
なので、
上記例のような振れ幅の大きな相場だと
グッと上昇した時に買いポジションを決済し、
そこでドテンで売りポジションを保有し引っ張る
と言う事がマシューには多いです。
一方で、
損益の振れ幅が大きくなる傾向にあるので
逆にマイルドに仕上げているのがDixieと言う事が言えます。
どちらが優れているか?と言う問題では無くて
ただ単に違うという事なので
リスク分散という意味合いでも
両者を併用するのは効果が有ると思います。
私がフォワードテストを始めている14年1月からのバックテストを見ると
マシューの方が回復力が大きいので、若干成績は良い様です。
なお、どっちも現時点では苦戦中ですが、
長い目で見てプラスにするというのが目標のEAなので
日別、月別でのマイナスも有り得る、という前提です。
ただし、後述のバックテストでは
年間単位でのマイナスというのはDixie(ディキシー)には存在しません。
つまり
長期間で見た利益はW2C-Matthewの方が上ですが、
そちらにある2011年のマイナスになる部分、
これを潰したのがW2C-Dixieという事ですね。
長期バックテストについて
2008年~2015年6月のバックテストはこちらです。
↓
※0.2ロット運用。
各年度ごとの詳細なバックテストはこちら。
W2C-Dixie(ディキシー)についてはこちら。
バックテストと現実との乖離について
余談ですが・・・
バックテストが凄く良いのに実際の結果が悪い。
って言うEAは沢山有りますが、
マシューについては
一時間足の終値での売買判定ということもあり、
同期間のバックテストと実際の結果が
ほぼ同じ結果になっています。
↓
http://w2c.seesaa.net/article/396300260.html
これはつまり、
バックテストの結果を今後の成績として想定しても
あまり裏切られにくい、という事を示しています。
ほとんどのEAで
バックテストと実際の結果に差が大きいのは、
エントリーや決済に
リアルタイム判定(終値確定前の動いているインジケーター使用)
を使用しているから、という理由が大きい様です。
ゆったりとしたトレードで、
終値確定での判定と言う事が
バックテストの精度を結果的に高めていると言う事ですね。
従いまして、
このW2C-Dixie(ディキシー)、勿論マシューも含めて
「良いEAかどうか」という判定は
バックテストの結果を基にして判断して良い
と言えると思います。
W2C-Dixie(ディキシー)についてはこちら。
フォワードテスト
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