今月もお越し頂きありがとうございます。
さて、
ついに12月です。
振り返ればあっという間、というのは
毎月思うことですが
元日にのんびりテレビを見ていたら
大きな地震の揺れを感じたのが
もう11か月も前だったとは驚きです。
いまだに復興の糸口も見えていない
という姿を見ると
なんともやるせない思いになります。
それでも
我々は生きていかなければいけないので
今月も恒例の「とあるEA」のお話です。
2024年11月もユーロは下がり続けた
2024年11月は
一言でいうと
「ユーロのひとり負け」一辺倒の一か月でした。
一か月で600pipsもの幅で
下がり続ける事になりました。
さらに
勢いというのは怖いもので
22日金曜日の夕方
欧州時間が始まってすぐに
まさに「急落」というのがふさわしい下落が有りました。
この場面だけで
実に165pipsの下落です。
（画像はTitanFX）
幾度となく解説しておりますが
このEAにとっては
一気に100pips幅の急落はかなり危険な場面となり
200pipsも急落すると
100万円単位の含み損を抱える事になる為
可能な限り避けるべき場面ですが
今回は
何の前触れもなく訪れたので
もしも攻めたリスク管理をしていたら
この場面で一気にドボン！だった可能性がありました。
幸い、私はこの様な事を十分想定しており
余裕あるリスク設定で運用していましたので
結果としては
過去最高の月間利益を獲得することになりました。
そして2024年11月の結果発表！
繰り返しますが
ひたすら下落を続けていたユーロドル相場の中でも
途中で絶妙な戻りを付ける場面があり
大きく捕まることもなく
順調に推移しておりました。
そんな中で起こった165pipsもの急落でしたが
結果として、このような数字となりました。
+206,171円です。
グラフでピョコンと跳ねている部分が
まさに今回の急落の場面ですが
一時的に抱える事になった含み損を
あっという間に解消した図となっています。
実際の相場ではこんな感じでした。
上から下までコツコツと買い下がっていき、
長い下ヒゲを付けて戻ってくるタイミングで
一括決済となっています。
急落では損切りを巻き込んで加速する事が多いので
画像の様に、一旦大きく戻ってくる場面は非常に多いですよね。
今回は見事に利益確定のキッカケとなりました。
なお
2023年9月後半からの累計では、
1,566,015円になりました。
今回で得られる学び
今回の、いわゆる「想定外の急落」で
我々、個人投資家が学べる事は
「想定外の事は想定していない所で急に起こる」
という、言ってみれば当たり前の事でした。
如何に想定外のショックを和らげるか？
という
守りを重視した設定が
結果として大きな利益を得ることになった好例ともなりました。
それでも完璧、万全とは言えないでしょうけど
ここへさらに「利益を都度、抜いていく」というリスク管理も組み合わせれば
相当、守りを固める事ができるのではないか？と考えられます。
今年の夏頃までの様に全然動かない時は
本当にフラストレーションが溜まりますが
そこで無理に攻めた設定をすると
こういう激しい動きに全部持っていかれる
という危険性も有るということを
改めて教えてくれた一か月でした。
ご参考になれば幸いです。
