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ナンピン・マーチンゲールの仕組みと注意点


トレードの手法として、

ナンピン、及びナンピン・マーチンゲールというモノが有りますが、

ここでは、その仕組みと注意点について解説しています。

今日もお越し頂きましてありがとうございます。
m(__)m

ナンピン・マーチンゲールとは?

ナンピン・マーチンゲールという手法は、
ナンピン、という手法に対する派生となりますので、
まず、ナンピンについて解説します。

ナンピンとは?

エントリーしたポジションが想定よりも逆に動いた場合、
同じ方向にエントリーを追加する手法です。

例えば「買い」でエントリーした後、
相場が逆行して値段がどんどん下がって行くのに

諦めて損切りをするのではなく、
追加でさらに「買い」のエントリーをします。

例えば・・・

100円で買いポジションを持った後、狙いに反して下がってしまった時に、
98円に下がった所で、もう一度同じ数量の買いポジションを持ちます。

すると、

100円+98円の2つのポジションを持っている事になり、
合計198円÷2の、平均99円のポジションを2つ持っている
のと同じ意味になります。

本来、100円で持った買いポジションは
100円を上回らないと利益になりませんが、

98円まで下がった時にもう1つポジションを持つ事により
99円を上回った時点で全部一度に決済をすると利益になる
という理屈です。

また、上記例の様に
一回の追加ポジションで解消できず下がり続ける中で
更に2つ、3つとポジションを追加する事も有ります。

ポジションを追加するごとに、
トータルで決済出来る利益となるボーダーラインも下がってきますので

ポジションを持ってしまった後、下落局面にハマってしまい、
その状況を打破したい時などに効果を見込める手法です。

そして、マーチンゲールとは?

上記例と同じ状況になった時に、

追加のエントリーをする際、
枚数(ロット)を増やしていく手法です。

【例】

1枚(1ロット)
 ↓
2枚(2ロット)
 ↓
4枚(4ロット)
 ↓
8枚(8ロット)
 ・
 ・
 ・

という風に、エントリーするごとに
枚数を「倍、倍」にして行きます。

100円で最初のポジションを持った後に下落し、
98円でポジションを持つ際に、
倍の2枚でエントリーします。

そうすることで
100円+98円+98円平均98.67円
という所まで、利益となるボーダーラインが下がってきます。

先ほどの「ナンピン」では99円でしたので、
より早く利益確定を狙うことが出来ます。

また、さらに下がった時には
枚数を倍にしてエントリーしますので、
より早い利益確定を狙えます。

例えば・・・

100円で1枚98円で2枚96円で4枚となり
合計680円で7枚=平均97.14円になります。

98.67円のボーダーラインが97.14円まで下がりました。

より早く利益確定を狙えそうです。

この様に、

一度エントリーしたら、
利益になるまで損切りせず追加エントリーを繰り返す

というのが
ナンピン及びナンピン・マーチンゲールという手法の理屈です。

つまり、
一回ポジションを持ったら、
利益になるまで諦めない手法と言えるでしょう。

この手法の問題点。

しかし、
良いことばかりでは無くて、
この手法には問題点が有ります。

そもそも、
FXにおける基本的な考え方として、

エントリーした後、
狙いが間違っていた場合には

自ら設定した損切りラインに到達した時点で損切りして撤退し、
新たなポジション構築について考察します。

負けトレードと、
次回以降に狙う勝ちトレードとのバランス(勝率)

負ける(損切りする)幅と
勝つ(利益獲得)幅のバランス(損益比率)を調整し

差し引きトータルで勝つのが
FXトレード本来の基本的な考え方です。

たとえ勝率が悪くて1勝9敗でも
9敗分の利益を残りの1勝でカバーすれば利益は残りますし

損切り幅が多少大きくても、
その損失をカバーするほど沢山勝ちまくれば利益は残ります。

しかし、
ナンピン及びナンピン・マーチンゲールでは、

前述の通り、一度エントリーしたら
トータルで利益になるまで決済しません。

つまり、

含み損状態なのにも関わらずポジションを持ち続け
エントリーをし続けるので、

相場が反転して利益になるまでは
基本的にずっと含み損状態が続きます。

当然、
資金の総額を上回る含み損状態になってしまうと
強制ロスカットとなってしまい、

最悪、
口座資金が無くなってしまいます。

さらに、

ポジションを持ち続ける為には
証拠金も必要となってきますので
その分も資金を圧迫します。

つまり、

相場がどこで反転して差し引きプラスになるか?
という事が分からない以上、

大量の資金を必要とする手法、と言えます。

この危険を回避するためには?

この様に、
ナンピン及びナンピン・マーチンゲールという手法は、

むやみやたらと使える手法では無い、
という事がおわかり頂けると思います。

ただし、
それでも世の中には、
この手法で利益を上げる人も沢山おられます。

それは、
この手法の使い方を独自ルールで決めているから、
かもしれません。

例えば、
以下の様な考え方も有ると思います。

・急激に、長期的かつ一方的に動くような可能性が有る通貨ペアを選ばない。

・資金に対して何割、という含み損トータルでの損切り幅を決める。

・エントリーするロットや、ナンピンする幅などを厳密にコントロールする。

長期的にもみ合い状態が続いている通貨ペアなどで
厳密に計算したロットワークを用いて利益を積み上げ、
資金の何割まで含み損を抱えたらひとまず撤退する、
という感じでしょうか?

ナンピン・マーチンゲールを使うかどうか?

ここまで述べてきました通り、
ナンピン及びナンピン・マーチンゲールという手法は、

メリットも有る代わりに、リスクも確実に存在しますので
簡単に誰でも使えるというモノではありません。

ですが、

相場状況と使い方によっては、
有効に活用できるかもしれないと
個人的には思っています。

今日も最後までお付き合い頂き
ありがとうございましたm(__)m

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